実家の汲み取り式トイレリフォームの費用は?補助金あり浄化槽型または簡易水洗って何?

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トイレって生活上、重要でなくてはならないものです。

今でこそ、下水道が発達してほとんどの家庭が水洗トイレです。

生まれた時から水洗トイレたっだので、他にどんなトイレがあるの?って知らない人も多いでしょう。

実は、水洗トイレの他に汲み取り式トイレといって(一般的にボットン便所と呼ばれています)汚物(うんちやおしっこ)を便器下に溜めておく大きな容器があり、1ヶ月ごとにバキュームカーと呼ばれる汚物運搬車で吸い取って処分をします。

なので、衛生的にも、美観的にも、健康的にも現在の水洗トイレと比較すると良くないのです。

トイレの現状

水洗トイレの普及率は全国で約95%となっておりますが、これは都会ではほぼ100%近くの普及していますが、ちょっとした地方の田舎に行くと古い和風の家では、まだまだ汲み取り式のトイレが多いのです。

私の実家も下水道ができて、水洗トイレにしたのもほんの2年前の話です。

両親は昔から汲み取り式のトイレで生活してきているので、今さら多くのお金を使って水洗トイレにしなくても生活できるよといって和式便器の上から被せる式の洋便器をおいただけのトイレでした。

そんなお年寄りだけが暮らす実家が多いのではないでしょうか。

しかし、お年寄りだからこそ水洗トイレを使っていただき、衛生的にも、美観的にも、健康的にも、心にも良い生活を送っていただきたいと感じます。

水洗トイレ化するメリット

項目解説
衛生面汚物の臭いや虫等の発生がない
美観面汚物が見えることもく、洗面所や浴室とまとめることも可能
健康面古いトイレは断熱性も低く、冬はとても寒くなります。水洗トイレにリフォームすると室内も便座も暖かいので安心。
清掃面汚れも付きにくく、簡単の掃除できます。
管理費用面現在では節水型のトイレもあり費用もグッと下がっています
精神面汚れや臭い等のストレスがなくなり、何より友達や家族などを呼んでも気兼ねなくトイレを使ってもらえる

※番外 トイレには神が宿るといわれておりキレイにしていると良いことが起こります。

汲み取り式トイレのリフォームを考える

お年寄りの方が、ネット等を使って水洗トイレの情報を集め、進んで水洗トイレ化リフォームをするこはないでしょう。やはり私たち子供世代が水洗トイレの良さを伝えてリフォームを応援することが大事です。

(正直、家族が実家に行きたがらないのはトイレが汲み取り式ってこともありました。彼女なんてなおさら呼べないですよね)

水洗トイレの種類

水洗トイレにも簡易水洗トイレ・下水道直結水洗トイレ・浄化槽式水洗トイレと3種類があります。

設置する地域や使用条件により使える水洗トイレの種類が決まってきますのでそれぞれ詳しく解説します。

下水道直結水洗トイレ浄化槽式水洗トイレ簡易水洗トイレ
メリットお手入れいや管理が楽で衛生的下水道整備されていない地区でも水洗化が可能低コスト
水道使用量:少
デメリット下水道整備できていない地域は不可浄化槽を設置スペース必要・管理が必要汲み取り必要
臭い等の発生
概算工事費60〜100万円100〜200万円30〜60万円
補助金無い自治体が多い補助金がある自治体が多い基本的に補助金はありません。
工事期間1〜2週間2〜4週間1週間〜2週間
維持管理費用約6万円/年約7万円/年約6万円/年
お手入れ

下水道直結水洗トイレ

下水道直結水洗トイレは、公共事業で整備された下水管に汚水等の排水管をつなげて流し、地域の下水処理場にてまとめて汚水の処理を行います。

汲み取り式トイレから下水道直結水洗トイレにリフォームをする大前提として、市町村の下水道整備がされている地域のみになります。

水洗トイレにリフォームを考えた時に住まいの下水道整備事業が完了しているのか?または、何年後かに下水道整備事業が行われるのか?を最寄りの市町村役場に確認することが必要です。

項目解説
メリット下水道管につなぐだけでメイン工事は完了、浄化槽等を設置するスペースが不要 トータル面で一番おすすめです
デメリット下水道が整備されている地域のみ 毎月の下水道使用料が発生
概算工事費60〜100万円
補助金無い自治体が多い(各自治体に確認してください)
工事期間1週間〜2週間
維持管理費用3000円〜6000円/月(上水使用量により変わります)
お手入れ簡単
工事の流れ解体(内装・便器等・便槽など)、下水道へのつなぎ、新規水洗トイレのスラブ打設等、内装下地・電気水道工事、電気・内装等の仕上げ工事、新しい便器や設備機器の取り付け

浄化槽式水洗トイレ

お住まいの地域の下水道の整備がされていない場合は、浄化槽と呼ばれる生活汚水の汚れを浄化させて一定基準の水質になったところで排水をします。

浄化槽には単独処理浄化槽と合併処理浄化槽があります。現在は環境にも優しい合併処理浄化槽が主流となっております。

項目解説
単独処理浄化槽トイレの汚水処理のみ浄化処理を行う。現在は法律で使用禁止
合併処理浄化槽キッチンやお風呂・洗濯などの生活雑水とトイレの汚水を同時に処理ができる浄化槽。日本独自の技術です。
項目解説
メリット下水道の整備がされていない地域でも水洗トイレ化が可能、環境に優しい。
デメリット浄化槽の管理が必要になる(点検や廃棄物の回収など)浄化槽の耐久性は20〜30年のため交換が必要。下水道直結に比べ、臭いや虫などの発生する可能性がある。浄化槽を地中に埋設するための庭などの空きスペースが必要。
概算工事費100〜200万円
補助金多くの自治体が補助金あり(各自治体に確認してください)
工事期間2週間〜4週間
維持管理費用保守点検・清掃・法定点検等を含め約70,000円/年
お手入れトイレ内のお手入れは水洗トイレと変わりませんが、浄化槽の維持管理が必要になります。
工事の流れ解体(内装・便器等・便槽など)、合併処理浄化槽の設置、新規水洗トイレのスラブ打設等、内装下地・電気水道工事、電気・内装等の仕上げ工事、新しい便器や設備機器の取り付け

簡易水洗トイレ

簡易水洗トイレと呼ばれる理由は、現在ある汚物を貯める便槽をそのまま利用をして、汲取式トイレの便器を交換するだけで汚物を少量の水で流す方式の簡易型の水洗トイレです。

前述をした合併処理浄化槽を設置するスペースがない場合や多くの費用をかけたくない場合に採用されています。

参照 ダイワ化成株式会社

浄化槽式水洗トイレに比べて臭いや美観などは劣るところはありますが、便器メーカーの開発で簡易水洗トイレの便器の性能はとても向上しているようです。

写真のように便槽につながる穴が小さく、遮断のためにフタがついた構造になっており、1回に流れる水量は約500ccと少量です。

参照 ダイワ化成株式会社 https://www.daiwakasei.co.jp/products/toilet/sofia/

項目解説
メリット少量の水を使い汚物を処理するので臭いや衛生面で汲取式より良い。浄化槽を設置する等の大きな工事が少ないので低コストで設置可能
デメリット便槽に汚物と水洗用の水を溜めるので汲取作業を行う処理が必要。一時的に汚物を便槽に溜めるので多少臭い等が発生します。やはり下水道式や浄化槽式の水洗トイレに比べると使用時の快適さには差があります。
概算工事費30〜60万円
補助金基本的に補助金はありません。
工事期間1週間〜2週間
維持管理費用定期的な汲み取り費用 約3000円/月 消耗品やメンテナンス等約2万円/年
お手入れ汚物が付着することがあるのでその都度清掃が必要
工事の流れ解体(内装・便器等など)、新規水洗トイレのスラブ打設等、内装下地・電気水道工事、電気・内装等の仕上げ工事、新しい便器や設備機器の取り付け

まとめ

汲み取り式トイレから水洗トイレへのリフォームは、家族全員が快適に過ごせる環境を提供します。

特に高齢の家族には、とても安心で快適は暮らしが実現できます。

水洗トイレにリフォームすることで、冬はトイレ空間の暖かさも向上して冬場の寒さも和らげます。

お客様や友達が集まって時にも水洗トイレなら気兼ねなく使用をしてもらえる点も大きな魅力でしょう。

水洗トイレにリフォームするには費用がかかってしまいますが、快適・安心・お手入れ等のメリットはとても大きいでしょう。

最終的におすすめは、やはり下水道直結型または合併浄化槽型の水洗トイレです。

ぜひ、水洗トイレリフォームをすぐに検討してみてください。

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