リフォーム会社の選定法!見積書のチェックポイントと比較のコツ

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現地調査も終了し、あとはリフォーム会社から見積書とプランの提案等の提出を待つばかりです。

リフォーム会社から提出されてくる見積書をどのように見て、金額の妥当性や会社の良否等の判断はなかなかわからないものです。

そして、3社から出てきた見積書等を比較して1社にリフォーム会社を絞るには何を基準に決めればいいのでしょうか?

そんな疑問と不安が出てきます。

ここでは、見積書の見方の基本やリフォーム会社を1社に絞るためのポイントなどを解説します。

リフォーム会社を選ぶポイント

最初にリフォーム会社を1社に絞るポイントを申し上げます。

  • 見積書の内容が妥当
  • 希望を反映し、誠意を持った説明
  • 会社や担当者との相性

それでは、詳しく説明をいたします。

見積書の内容が妥当であるか確認

リフォーム会社からの詳細な説明はあると思いますが、先に見積書を送っていただき、事前に内容の確認をしておく方が良いでしょう。

見積書を受領しても、書いてある言葉がわからないし、どこを見れば良いのかもわからないと思います。

見積書の概要を説明

見積書は主に3部構成になっており、表紙、見積内訳書(各工事合計)、見積明細書となります。

表紙

表紙には、工事名、工事場所等の明細、支払い条件、会社名、会社印、担当者印と各工事項目ごとの数量・単価・合計金額、値引金額、見積条件等が書かれており、工事全体の内容がわかるようになっています。

見積内訳書(各工事合計)

見積内訳書には、後記する見積明細書の合計金額が出ています。

ここでは、大きな項目ごとに見積り金額がわかるようになっています。

例えば、

見積明細書

見積明細書には、前記の見積書の工事項目ごと詳細な内訳明細が書かれており、見積書の金額の根拠になります。

見積明細書の内訳は主に工事費・材料費・諸経費の3つに分かれています。

工事費・材料費について説明いたします。

工事費(施工費)

工事費は、主に作業を行う職人さんの手間代です。人数×単価や施工数量×単価等で合計金額が出されています。

材料費

材料費は、設備機器や仕上げ材等の商品の内訳になります。数量×単価で合計金額が記載されており、いずれも摘要欄に商品名や商品の型番などの詳細が記載されています。

諸経費

諸経費は、主にリフォーム会社の経費を示します。

主には、交通費、駐車代や設計費・管理費及び会社の利益になる部分です。

一般的には、見積り金額の10〜20%程度の金額になっているようです。

諸経費が安すぎるのも、他の部分に上乗せされているか、管理等に費用を掛けないようにされている可能性があります。

見積書のチェックポイント

多くの情報が書かれている見積書はリフォームを行う上で工事のスタートポイントになります。

見積書の主なチェックポイントとして、作成日、会社情報、工事範囲、特記事項や条件、品番・型番の記入などが挙げられます。

作成日

作成日は、今後リフォームの打ち合わせを進めていく上で何度か見積書を再発行することになります。その際にどの見積書が最新の見積書なのか判断するための基準になります。

合わせて、見積書の有効期限も確認しておきましょう。有効期限を過ぎると再度見積書の効果がなくなり、再度見積書の作成を依頼する必要があります。

リフォーム会社の情報と捺印

見積を作成したリフォーム会社の住所等の詳細な情報と会社印の捺印、営業等の担当者や上司の記名捺印などは見積書の責任の所在を明確にします。

工事範囲と工事内容

見積書を見ると工事項目と金額が記載されています。現地調査の際に見積を依頼した内容がすべて盛り込まれているか確認をします。

また、見積明細書を見ると各工事項目合計金額の内訳が出ています。

念のため、記載されている金額を電卓を使って合計を出し確認してみましょう。

特記事項・見積条件

特記事項、見積条件はとても大切な部分になります。

今回の見積に含んでいない項目、追加工事が予想される内容など、どうしてもリフォーム会社のリスク回避や予想される問題点等が記載されています。
逆には、問題点等を事前に回避するためのヒントとなりますので十分に確認してください。

設備機器等や仕上げ材等の品番や型番確認

見積書明細を見ると摘要欄に商品の型番や品番が記載されています。現地調査時に希望した内容になっているか確認しましょう。現在は、インターネットで品番等を検索すると商品のカタログがすぐに見れる便利な時代になりました。

主な見積書のチェックポイントとなります。リフォーム会社から見積書の内容について詳細な説明がありますが、事前に見積書の内容を確認することで、疑問点や質問事項を書き出し、悩みや不明点、不安な事項を残さないように確認しましょう。

見積書の用語の説明

諸経費

現場の工事費や設備機器等の材料費など直接的な費用以外に掛かる費用を示します。

例えば、

  • プラン等の打合せや設計費
  • 現場管理等の費用
  • 材料の運搬や交通費、駐車場代等の経費

養生費

工事を行う部分以外で材料を置いたり移動を行った際に壁や床等が傷まないように保護するための費用です。

処分費

既存の解体や撤去により発生した不要な材料は産業廃棄物として、一般のゴミとは分別されて、法律に従って処分される費用となります。

仮設工事費

仮設工事費とは、現場工事の期間中に工事を施工するために安全性や施工性を確保するための足場・作業台等や風散や飛散等の養生を行うための資材や工事によっては仮設トイレや工事用の電源引き込み等の費用です。

リフォーム会社からの説明やプレゼンを受ける

事前に見積書を受領・内容の確認を行ってから、いよいよリフォーム会社の説明やプレゼンを受けます。

その際に主なチェックポイントを挙げると。

  • 現地調査の際に伝えた希望が反映されているか
  • 追加工事の発生する可能性
  • リフォーム会社及び担当者の姿勢

現地調査の際に伝えた希望がしっかりと反映されているか確認する

見積時に希望した設備機器等の商品のグレード、色、機能等を十分に確認します。後々食い違いにならないように、カタログ等内容がはっきり確認できる資料を受領します。

希望と違う商品等を提案されている場合は、なぜその商品を提案されているのか根拠を聞き、納得できるか検討します。(まずは、リフォーム会社の提案の内容を聞きます)

予算やライフサイクル等を考慮したリフォームプランを真剣に検討してベストな提案をしているかも確認してみましょう。

追加工事が発生する可能性や見積に含んでいない工事の有無

リフォームは新築と違い、既存に対する工事のため見えない問題や予想外のことが発生する可能性があります。

そのリスクをリフォーム会社が全て負うにはリスクが大きいために、回避のために、見積外工事や見積条件等を記載しています。

そのような問題点を事前に把握しておくことがとても重要です。
事前にリフォーム会社から聞き、その対策等の検討もしておくことが大切です。

リフォーム会社と担当者の姿勢

見積書の内容説明を聞く際には、どうしても金額の部分のみに目が行ってしまいます。

しかし、予算を考え検討され、リフォームの希望が盛り込まれているプラン等の提案をする力。

質問に対して真剣に答える姿勢、そして話していても苦にならない相性などを感じてください。

最終的には、信頼がおけ、気軽にコミュニケーションが取れるリフォーム会社を選択することが必要です。

リフォームを依頼する側の姿勢

リフォーム会社の話す姿勢も大切ですが、リフォームを依頼する側の聞く姿勢も大切にしていただきたい。

真剣に一生懸命に聞いて頂けるお客様と忙しいから、簡単にさっさと終わらせてねというお客様では、リフォーム会社の対応も変わってきます。

いよいよ1社に決定です

ここまで、見積書の見方等について多くの説明をいたしましたが、最終的に1社に絞る必要があります。

リフォーム会社から魅力的なプランや内容の提案があり、なかなかここだ!と簡単には決められないことでしょう。

1社に絞るためのポイント

担当者及びリフォーム会社とも長く付き合えるか

この1点になります。もちろん、見積書の内容や説明などは前記したことがクリアーできている上で、単純に見積書の合計金額だけの比較で決めないで欲しいのです。

決めたリフォーム会社とは、これから何度も打合せを行い、プライベートな自宅の中で工事を行います。近隣にも迷惑がかかり影響があります。

また、リフォーム後のアフターサービスや不具合が出たときには即座に対応してもらう必要があります。

そんな大切なリフォーム工事は、やはりリフォーム会社と担当者ともに、信頼がおけ、相性がよく、なんでも話すことができるコミュニケーションの取れるリフォーム会社を選びたいものです。

なぜか自然に、このリフォーム会社がいいって自分の心では決まっていることが多いようです。

他社への断り方

ようやく、ここだ!というリフォーム会社が決定したのだが、頑張って見積書の作成とプラン等の説明をしてくれた会社にどうやってお断りの電話を入れていいのか悩みますよね。

ちゃんと連絡をすることが大切です。現地調査で相見積もりですと最初に話しているので、リフォーム会社も了承しています。

メールでも電話連絡でもかまいません。リフォーム会社も費用をかけて見積もりしているので、敬意を込めてお断りの連絡をお願いします。

今回は、どうして選ばれなかったのか?と聞かれるかもしれませんが、予算が合わなかった。プランで他社を選びましたとはっきり言っても問題ありません。

ただし、もっと金額を下げるから、他社の価格はいくらだったのですか?などしつこい質問には答えなくても問題ありません。

相見積もりはリフォーム業界では一般的に行われていることを前提として気負いをしないでください。

まとめ

今回は、現地調査後の見積を受領して説明を受け、リフォーム会社の選択決定をすることの説明をいたしました。

長々と面倒って思うかもしれませんが、リフォーム工事を成功させるために一番大事な部分です。

リフォーム会社を選ぶことを間違えなければ、あとは流れに乗って完成に向けて進めるだけです。

もちろん、予算あってのリフォーム工事ですが、一番大切なのは、この会社と担当者と相性がよく、気持ちのいいコミュニケーションが取れる会社を選ぶことではないでしょうか。

リフォームを成功に導くためには!下記の記事を参考にしてくださいね。

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